ピースクラフツSAGA 佐賀の伝統工芸を支援するプロジェクト
つくり手

諸富家具レグナテック株式会社

メイドインジャパンを追求する「レグナテック」の諸富家具

木材とデザイン性の幅広さを、自社の強みに

昭和39(1964)年に創業した自社デザインの家具をメインにインテリア商品まで幅広く扱うレグナテックは、伝統ある諸富家具のなかでも異彩を放つメーカーです。レグナテックの次代を担う樺島さんも父の仕事の姿を見て育ち、佐賀の伝統産業に従事するひとりです。
レグナテック 「関東の大学を卒業し、ハウスメーカーの営業をしましたが帰郷しました。積み上げたレンガを彷彿とさせるデザインが特長のブロッコ(Blocco)というライン。大型テレビボードが人気です。扱う家具の素材もブラックチェリーやウォールナット、オークなど7種類と他社よりも幅広く、デザイン性を追求した家具づくりも自社の強みだと思います。また家具の材料を採った端材も、有効活用できないかとデザインや工程で考える、木材をムダなく最後まで使う環境への配慮も心掛けています」。
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デザイン性の高い家具に求められる、職人の手技

「自分は職人としてプログラム(設計図)を入力させることで木材を加工する機械を担当していますが、プログラムを組んでキレイに仕上がるととてもうれしい。自分が作った商品を自然や木を愛する方に使っていただければ。最近は家庭だけでなく飲食店などの店舗用の家具へのニーズも増えてきました。工場では現在35人のスタッフで製造をしていますが、デザイン性の高い家具は(手の込んだ)難しい作業も多く、大まかな組み立ては機械で行ったとしても、細部の加工に技術が求められるもの。商品としての品質の規格性を保ちながらも、仕上げには職人としてのこだわりが活きてきますので、職人の持つ手技は大切です」。
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メイドインジャパンを海外に。アジアへの進出も

「現在は諸富家具も海外への輸出に力を入れています。メイドインジャパンの良さを海外に発信すること。今のところシンガポールの展示会に出品したり、現地のデザイナーさんとコラボして商品開発をしたり。香港でも取引が少しずつ始まって。木材資源が豊富なラオスでは隣接した大川と協働して技術支援を行ったりしています。生活環境も国によって違いますがまずは生活環境が似ているアジアで、メイドインジャパンを認知していいただけたら、と思っています」。
「メイドインジャパンの良さ、は日本人にあると思っています。正確さと丁寧さ。海外では高い、というふうに判断されることもあるかと思いますが、値段以上の<付加価値>を感じてもらえることが大切だと思います」。

レグナテック株式会社
諸富家具
住所:佐賀市諸富町山領266-1
TEL:0952-47-6111
営業時間:ショールーム 8:00~17:00

県内の伝統工芸制作者の課題や方向性は同じではありません。しかし、ひとつひとつ手作りで作られる工芸品を「より多くの人に知ってもらいたい、長く使ってもらいたい」という想いは一緒です。その想いをカタチとして届けるため、PWJは今後、さまざまな活動に着手します。佐賀の伝統工芸をまだ知らない人々へ向けての情報発信、チャネル開発、生活様式や生活者の意識の変化に対応した商品づくり。海外市場を見据えた商品開発や展示会の開催も計画中です。
次のステージを目指す伝統工芸のつくり手を支援することにより、PWJは佐賀県の地域振興に貢献したいと考えています。

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